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泰安 #1 - 淺水湾の渡り鳥の生態を観察できる瑞山バードランド - (Korea Tour)
Holiday Journal
Last Modified : 2017/02/17

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淺水湾の渡り鳥の生態を観察できる瑞山バードランド


瑞山(ソサン:서산)の淺水湾(チョンスマン:천수만)は世界的に有名な渡り鳥の渡来地です。淺水湾に来る渡り鳥をここですべて知ることができ、生態系を観察できる所がありますが、それが「瑞山バードランド」です。ですがここでは生きた野生の鳥を見ることはできません。生態系保存のために野生動物の捕獲は禁止されていることはご存知ですよね。そのためここには死んだ動物を標本として剥製にして展示しています。鳥の習性を様々な資料で調べることができるそんな所です。もちろん生きた鳥がいることはいますが、それらはみな合法的に家庭で育てることができる観賞用の鳥類です。万一のため、生きた野生のタカやハゲワシを見ようとバードランドへ来る事がないようにという思いからお知らせしておきます。


淺水湾に渡り鳥がやってくる理由は、1984年に大規模干拓事業の一環として防潮堤を建設しましたが、干潟であった所の海水がせき止められて人工淡水湖ができました。これにより周辺に大規模な農耕地が形成されましたが、淡水湖と農耕地によって渡り鳥のエサとなる食べ物が確保でき、移動経路に憩いの場ができるようになったのです。おかげで私たちは毎年全世界に分布する 90%のトモエガモの群れをここで観察できるようになったのです。



チケット売り場でチケットを買って入って行くと、大きくて珍しい形の建物三棟が遠くに見えてきました。行って見ましょう。



色とりどりのカラフルな建物ですね。まるでフランスのルーブル博物館のオブジェのような形をした逆ピラミッド構造をしていますね。ここは子ども達のために淺水湾の渡り鳥を主題とした4Dアニメーションの上映館に利用されていますね。観覧料は大人 2千ウォン、中高生と子どもは千ウォンです。



피라미드 건물과 연결된 통로로 들어오니 이곳은 철새박물관이군요. 내부에 큼직한 나무가 이색적입니다. 전시관은 2층에 있으니 올라가 볼게요.



2階の左側には子ども達の奇抜なアイディアで作った渡り鳥に関連する作品を展示してあります。鳥の巣もあるし、ボックスで作った鳥の家もありますね。かわいいです。



わ~本館の入り口にはトモエガモの群れが天井を飛んでいます! これはすべて実際のトモエガモの剥製ですが、管理人さんにどうやって作ったのかと尋ねたら、生きている鳥ではなくて、自然に淘汰されて死んだ鳥で作ったそうです。もちろんそうすべきでしょうが。



淺水湾に渡ってくる鳥の種類が200種類以上だそうです。その鳥の標本をすべて手に入れてこうして展示しています。右側に特別の円柱のスペースに入っているアネハヅルとタカがメインのようですね。



中でもとても大きいワシが目立っています。画面にすべて収まらなかったので遠くから撮ったので小さく見えるだけで、実際は広げた羽の幅が3メートル位になると思います。私が一生のうちに見た剥製の中で一番大きなものです。ワシが淺水湾にも来るのかですって? もちろんです。冬に自然淘汰されて死ぬ渡り鳥がいますが、その死体を食べに冬にやって来るそうです。



いろいろな鳥の卵の標本もありますね。一番てっぺんにある卵がワシの卵で、二番目の右側の小さな卵がタカの卵です。ところで、世の中で一番早く飛ぶ鳥が何か知っていますか? それはタカです。タカは下降する時ものすごい速さで落ちてきますが、時速 320km 位になると言われています。その次に早い鳥がアマツバメですが時速 171kmですから、ものすごい速度だと言えます。タカも渡り鳥かですって? そうです。韓国に毎年10月頃、渡り鳥を目当てにやって来るそうです。



博物館の中は、子ども達の好奇心を刺激する展示物がとてもたくさんあります。視覚と聴覚を利用した展示物もあり、タッチ方式の遊び感覚で勉強することができる所も多いですね。子どもたちは本当に大好きです。



子どもたちに占領された展示物を私も見てやる!と奪うこともできず、私はこんな所でセルフィーを撮って遊んでいます。^^*



他の建物にも行って見ましょう。ここは渡り鳥を遠くから観察することができる巣の展望台です。下の部分は船の形に似ていて、竜巻のように上に突き出た部分は、木の上の鳥の巣を連想させます。壁に丸く穴のあいた部分は渡り鳥の卵に似ているでしょう? 素敵な建物ですね。



バードランドにある建物のあちこちでは、観賞用の鳥のさえずりが聞こえます。冒頭で述べたように、実際の渡り鳥を閉じこめておくことはできませんから、生きている鳥は展望台の望遠鏡で観察するか、観賞用の小さな鳥で満足してくださ~い。このちっこい鳥の名前はジュウシマツです。大きさはスズメくらいですが、性格が気難しくないので家でよく飼われている飼育用の鳥です。中に二匹いましたが、一匹は白でこの子は黒い帯模様がありますね。



エレベーターに乗って鳥の巣の形のほうにあがって来ると、淺水湾の防潮堤によってできた農地が果てしなく広がっています。望遠鏡は無料で見ることができます。^^*



下には自然観察路がきれいに造られているし、遠く果てしない田んぼが広がっていますね。望遠鏡で鳥もときどき観察することができますが、カメラには収めることができないのが残念です。見たとたんにワ~ッと声があがるほど本当に本当に素敵な風景です。



右を振り返ると淺水湾も見えます。やはり高い所から見ると感動があります。



また駐車場におりて移動しようとしたら、そのまま行くにはもったいないコスモス畑がありました。昔は振り返りもしなかった花が、最近どうしてこんなにいいのか分かりません。ただ通り過ぎることはできませんね。私、秋に魅せられてるのかも~。瑞山旅行や泰安旅行に出かける折は、ここは通り道ですからどうか立ち寄って見て行ってください。特に子どもたちがいたら、普段接することができない渡り鳥に関する話で盛り上がれます。でも、生きた渡り鳥を閉じこめてある動物園くらいに思って来てはいけませんよ~ここは渡り鳥を保護しようという目的で建てられた所ですから。


※ それからここに来る時、もしナビゲーションを使うようでしたら、必ず下の住所を入力して行ってください。「バードランド」で検索したら、瑞山から行くようにはなりますが、そこは全然違った「株式会社バードランド」なんです。おかしな山道の路地を走ることになりますから、必ず住所で入力して行ってください。



Map


+ 住所 : 忠南瑞山市浮石面淺水湾路(チュンナムソサンシブソンミョンチョンスマンロ) 655-73
+ 電話 : 041-664-7455
+ 入場料 : 大人 2,000ウォン、中高生 1,500ウォン、子ども 1,000ウォン
+ 入場時間 : 10時 ~17時 (11月~2月は 16時まで)
+ 休館日 : 旧盆、旧正月の当日、毎週月曜日




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Writer : Mazinger
 | Travel regions : South Korea
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