-
Start
-
道頭港(ドドゥハン)
-
龍頭岩(ヨンドゥアム)
-
摹瑟浦港(モスルポハン)
-
西帰浦(ソグィポ)
-
城山港(ソンサンハン)
-
Finish
この度に紹介する所は済州の西帰浦市と中文觀光團地の近所です。
西帰浦市と中文觀光團地の近所にある柱状節理と正房瀑布、スェソッカッに訪ねました。
中文大浦海岸柱狀節理帶 중문 대포주상절리
柱狀節理は地名と言うより火山活動によって作られた特異な地形で、六角形あるいは正三角形の模様の柱が繋がっているものを意味します。
私が訪ねた所は中文にある大浦海岸柱狀節理帶です。
柱狀節理は地名と言うより火山活動によって作られた特異な地形で、六角形あるいは正三角形の模様の柱が繋がっているものを意味します。
私が訪ねた所は中文にある大浦海岸柱狀節理帶です。
写真に見える、あの柱みたいに並んでいる海岸節理を柱狀節理と呼びます。
青く澄んだ済州の海と混ざって壮観をなしています。
大浦海岸柱狀節理は降りて直接見ることは出来ませんが、小さい公園と道、展望台があって、軽く散歩しながら楽しめます。
他に色んな奇岩怪石があります。
強い波が岩の上で崩れながら生み出す白い泡の姿が素敵です。
正房瀑布 정방폭포、イ・チュンソプ通り 이중섭거리
次に尋ねた所は正房瀑布です。
西歸浦市から容易く移動できる位置にある滝は正房滝と天地淵滝があります。
天地淵滝のほうがもっとスペクタクルですごいと聞きましたが、正房滝の場合は海に落ちる水も見えるし、しぶきも浴びられると聞き、正房滝方に向かいました。
イ・チュンソプ通りは西歸浦市から正房滝に行く途中にあります。
イ・チュンソプ通りは西洋画で有名なイ・チュンソプ氏を称えるために作った文化的空間であり、韓国戦争のときに住んでいた避難所でもあります。
2002年には美術館も開きました。
イ・チュンソプ通りには色んな見ものがあり、ここでしか買えない面白そうな記念品を売ってる工房もたくさんあるので、飽きない記念品を望む方は一度くらい見回すのもお勧めします。
なんとなく立ち寄ったせいでお土産代が増えました。
かわいい雰囲気のイ・チュンソプ通りを後にして正房滝に向かいました。
写真に見えるのが正房滝です。
海と繋がっていて、滝の後ろには海が広がっています。
入場料は2,000ウォンで入場時間は、10月~4月は08:30~17:30、5月~9月は08:00~18:30までです
安全上の理由で入場時間は制限されていますが、昼に尋ねると涼しい水の流れと海の風を感じられます。
スェソッカッ 쇠소깍
次はスェソッカッです。
スェソッカッは海と川が繋がるところにあり、透明カヤックや浮き木と似た済州の伝統の船テウに乗られます。
スェソッカッの透明カヤックとテウは人気が高いですが、その日の天気によって運行のスケジュールが異なります。
事前に予約も受け取らないので、早めに行って予約するしかありません。
私が午前11時に行きましたが、待っている人が多くて午後3時になってから乗れることが出来ました。
川の隅に広く凹んでいるところから海に繋がるところまでカヤックとテウの乗ることが出来ます。
4時間くらい待ちながら食事を済まし、波除けで写真も撮ってみました。
晴れの日に行くと白い波除と赤い灯台の、独特な感じの写真が取れます。
灯台には入れませんが写真は自由に取れます。
スェソッカッの清らかな水の中では大きな魚の群れを見れます。
残念ながら、カヤックに乗った時は近づかなかったので遠くで撮るしかありませんでした。
透明カヤックは写真みたいにアクリル樹脂です。
透明ですけど、水の中がよく見えるものではないので期待しない方がいいと思います。
ぎこちない動きで櫓を漕ぐのが私で、その隣に見えるのがテウです。
綺麗な川の上でゆっくりと風景を楽しめます。
櫓を漕ぐのは難しくないので、何回かやってみるとこつを覚えられます。
ライフジャケットを着ましたが、カヤックの左と右に安全装置があって転覆される心配はなさそうです。
食べ物
柱状節理を後にし、食事のために近くにある有名な刺身の蕎麦屋に行きました。
大浦海岸柱狀節理帶から少し歩いたところにあります。
このお店はヘムルカルグッス(海産物入りのカルグッス)が有名だと聞いたので食べてみました。
活魚の刺身を乗せたフェビビムグッス(刺身とコチュジャン入り蕎麦)
一生懸命に食べます。
美味しかったですが、私の口にはサンムグッスで食べた奴が合いました。
サンムグッスは「美味しい」、こっちは「観光地らしい美味さ」と言っときましょう
ヘムルカルグッスは貝と甲殻類をいっぱい入れました。
典型的なヘムルカルグッスの味でした。
西帰浦市にはメイルオルレ市場があります。
オルレ市場では、ザリドムムルフェ(クマノミの刺身に氷水とコチュジャン、野菜を入れた料理)を味わえるバドルジップとフライドチキンで有名な中央トンダック(=フライドチキンのこと)を訪ねました。
メイルオルレ市場は市内にある、結構大きな在來市場です。
まずはバドルジップからです。
メニューが結構多いですね。
バドルジップは市場の隅にある路地裏にある古い店です。
とにかく注文してみました。
初夏にはザリドムムルフェが食べごろですからね。
写真と同じく出てきます。
値段は7,500ウォン。
味噌入りのスープに冷たい食感の野菜と大盛りの刺身が入っていて、夏に食べるには最高です。
ムルフェに入っているクマノミは小さいため、骨と鰭まで入れています。
骨と鰭がある刺身を好まない方にはお勧めできませんが、かみ締めて食べるととっても美味しいです。
さあ、食事も終えたところで、これからは夜食(!)を準備するために中央トンダックに足を移しました。
中央トンダックはバドルジップと同じく、メイルオルレ市場にあります。
昔(*訳注:日本で言う昭和を感じられる…みたいな?)みたいに切らなくてそのまま揚げたチキンではなく、カレーなどで味付けをした衣に食べやすく切ったチキンでした。
すごくいい匂がしたので、タクシーのドライバさんに本当申し訳がありませんでした。
見た目はこうです。
ポテトもありました。
二人で食べられるボリュームで、値段は15,000ウォン。
冷めても美味しいです。
ただし、昔みたいな形とか、陸では見当たらない済州独特の何かを期待して食べると、ちょっと失望する可能性もあります。
まあ、美味しいチキンです。
次はスェソッカッで透明カヤックに乗る順番を待ちながら食べたヘムルタン(海産物の鍋料理)です。
まずは圧倒的なビジュアル…値段が30,000ウォンとは信じられないボリュームが印象的です。
店の名はハヒョ漁村係食堂で、この漁師町で経営しています。
位置は地図のポイントの近くです。
大きな店なのですぐに見つけられます。
店に入る途端、奴と目が合いました。
結局、「奴は食べられない」というわけでヘムルタンを注文したのでした。
メニューはこうです。
ヘムルタンとご飯の注文は別々です。
ヘムルタンにはキノコと大豆もやし、セリなどの野菜と共にアワビ、イガイ、貝、海老などなど、色んな海産物がいっぱいです。
食べても食べても切りがない感じです。
無論、意地で食べました。
ぷりぷりのアワビは本当に最高でした。
でも、その最高を味わうためにアワビたちの最後の足掻きを見て涙をのみました。